“嬥歌会”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カヾヒ80.0%
カガヒ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此は一郷イツキヤウ精進と称すべきもので、附属条件として、大原の雑魚寝ザコネ・筑波の嬥歌会カヾヒなどの雑婚の風習が伴つて来る。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
興台産霊コトヾムスビの字面がよくことゞの義を示してゐる。ことゞふは、かけあひの詞を挑みかける義で、嬥歌会カヾヒニハなどに言ふのは、覆奏を促す呪言の形式を見せて居る。
筑波の嬥歌会カガヒの如きはさうしたものになつてゐたらしい。而も他の方では、依然即興の歌をかけあうて居たと見られる。