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嬥歌
ふりがな文庫
“嬥歌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かがい
50.0%
かゞひ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かがい
(逆引き)
もしや婆羅門の「いらつめ」「いらつこ」が古い日本の
嬥歌
(
かがい
)
さながらに木々を縫うていはしまいかと奥深く杜をうかがったのだけれど、渡るものは風ばかりで、それでも気のせいか
木枯の酒倉から:聖なる酔っ払いは神々の魔手に誘惑された話
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
もしや婆羅門の「いらつめ」「いらつこ」が古い日本の
嬥歌
(
かがい
)
さながらに木々を縫ふてゐはしまいかと奥深く杜をうかがつたのだけれど、渡るものは風ばかりで、それでも気のせいか
木枯の酒倉から:――聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
嬥歌(かがい)の例文をもっと
(2作品)
見る
かゞひ
(逆引き)
又山は上代にあつては所謂
嬥歌
(
かゞひ
)
や歌垣で、若い男女の
縁結
(
えんむすび
)
の役目を勤めて居たものだが、末代になつては博徒のために男を磨く戦場の役目を務めて居る。
侠客の種類
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
「若菜集」を讀む前にませて
歪
(
ゆが
)
んだ或種の思想を
擁
(
いだ
)
いて
居
(
を
)
ればこそ他に無垢なる光明世界のあるのを見ないのであらう。輝ける
稚
(
わか
)
き世——それが「若菜集」の世界である、
嬥歌
(
かゞひ
)
の
塲
(
には
)
である。
新しき声
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
嬥歌(かゞひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
嬥
部首:⼥
17画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“嬥歌”で始まる語句
嬥歌会
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嬥歌会
“嬥歌”のふりがなが多い著者
蒲原有明
幸田露伴
坂口安吾