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御仙
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おせん
ふりがな文庫
“
御仙
(
おせん
)” の例文
友引
(
ともびき
)
は
善
(
よ
)
くないという
御仙
(
おせん
)
の説で、葬式を一日延ばしたため、
家
(
うち
)
の中は陰気な空気の
裡
(
うち
)
に常よりは
賑
(
にぎ
)
わった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
骨上
(
こつあげ
)
には
御仙
(
おせん
)
と
須永
(
すなが
)
と千代子とそれに
平生
(
ふだん
)
宵子
(
よいこ
)
の守をしていた
清
(
きよ
)
という下女がついて都合
四人
(
よつたり
)
で行った。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
下女が
三和土
(
たたき
)
の上にぽたぽたと涙を落した。
御仙
(
おせん
)
と千代子は
箸
(
はし
)
を置いて
手帛
(
ハンケチ
)
を顔へ当てた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
仙
常用漢字
中学
部首:⼈
5画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂