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宵子
ふりがな文庫
“宵子”の読み方と例文
読み方
割合
よいこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よいこ
(逆引き)
幼稚園へ行く七つになる男の子が、
巴
(
ともえ
)
の
紋
(
もん
)
のついた
陣太鼓
(
じんだいこ
)
のようなものを持って来て、
宵子
(
よいこ
)
さん叩かして上げるからおいでと連れて行った。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
七つになる
嘉吉
(
かきち
)
という男の子が、いつもの
陣太鼓
(
じんだいこ
)
を
叩
(
たた
)
いて叱られた
後
(
あと
)
、そっと千代子の
傍
(
そば
)
へ来て、
宵子
(
よいこ
)
さんはもう帰って来ないのと聞いた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
千代子は「おお
厭
(
いや
)
だ」と
云
(
い
)
い
放
(
ぱなし
)
にして、さっさとまた
並等
(
なみとう
)
を通り抜けた。
宵子
(
よいこ
)
の
竈
(
かま
)
は上等の一号というので、扉の上に紫の幕が張ってあった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
宵子(よいこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
宵
常用漢字
中学
部首:⼧
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“宵”で始まる語句
宵
宵闇
宵暗
宵月
宵宮
宵々
宵寝
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宵啼