“当(あたる)” の例文
旧字:當
中村座(なかむらざ)と市村座(いちむらざ)の櫓(やぐら)にはまだ足場がかかっていたけれど、その向側の操人形座(あやつりにんぎょうざ)は結城座(ゆうきざ)薩摩座(さつまざ)の二軒ともに早やその木戸口に彩色の絵具さえ生々しい看板と当(あたる)八月(はちがつ)より興業する旨の口上(こうじょう)を掲げていた。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)