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強求
ふりがな文庫
“強求”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねだ
50.0%
せび
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねだ
(逆引き)
それも無い物ねだりで、有る結構な干菓子は厭で、無い一文菓子が欲しいなどと言出して、母に
強求
(
ねだ
)
るが、許されない。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
祖母に
強求
(
ねだ
)
る、
一寸
(
ちょっと
)
渋る、
首玉
(
くびったま
)
へ
噛
(
かじ
)
り
付
(
つ
)
いて、ようようと二三度鼻声で
甘垂
(
あまた
)
れる、と、もう祖母は
海鼠
(
なまこ
)
の様になって、お
由
(
よし
)
——母の名だ——
彼様
(
あんな
)
に言うもんだから、買って来てお遣りよ、という。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
強求(ねだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
せび
(逆引き)
これまで芳太郎は、中村から小遣いを
強求
(
せび
)
っては、
浪花節
(
なにわぶし
)
や講釈の
寄席
(
よせ
)
へ入ったり、小料理屋で飲食いをしたりして、ぶらぶら遊んでいた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
強求(せび)の例文をもっと
(1作品)
見る
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
求
常用漢字
小4
部首:⽔
7画
“強”で始まる語句
強
強請
強情
強力
強靱
強飯
強盗
強者
強靭
強面
“強求”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
徳田秋声