“弄(もじやく)” の例文
美顔術師は掌面(てのひら)でパラピンのやうに夫人の顔を弄(もじやく)つてゐたが、暫くすると、見違へる程美しくなつた。
先刻(さつき)から夫人のお連(つれ)が玄関で待つてゐる由を聞いた美顔術師は、何も序(つい)でだからその人の顔をも一緒に弄(もじやく)つてやらうかと云ひ出した。すると博士夫人は生み立(たて)の卵のやうな顔を一寸顰(しか)めた。