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弄花
ふりがな文庫
“弄花”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はな
50.0%
ろうか
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はな
(逆引き)
奥では
弄花
(
はな
)
が始まったのか、小母さんの、いつものヒステリー声がビンビン天井をつき抜けて行く。松田さんは沈黙ったまま米を
磨
(
と
)
ぎ出した。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
神田で雑誌を出している友人の元へ、
弄花
(
はな
)
に往くと云う細君と
伴
(
つ
)
れ立って家を出て、二三日横浜あたりを遊び歩いて帰った日の細君の倒錯的な癖を彼は思いだした。
文妖伝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
弄花(はな)の例文をもっと
(3作品)
見る
ろうか
(逆引き)
彼女も、そうした社会の
女人
(
にょにん
)
ゆえ、早熟だった。彼女は遊びとしては、若手の人気ある俳優たちと
交際
(
まじわ
)
っていた。そして彼女がもっとも好んだものは
弄花
(
ろうか
)
——四季の花合せの争いであった。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
余も基督信徒となりしより芝居も寄席も競馬も
弄花
(
ろうか
)
もことごとく旧来の玩味を去り、独り事業ちょう念は
頻
(
しきり
)
に胸中に勃興してほとんど禁ずる
能
(
あた
)
わざるに至れり、或は
蘇
(
そ
)
のリビングストンを学び
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
弄花(ろうか)の例文をもっと
(3作品)
見る
“弄花”の意味
《名詞》
花を弄ぶこと。
花札で遊ぶこと。
(出典:Wiktionary)
弄
常用漢字
中学
部首:⼶
7画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“弄花”で始まる語句
弄花抄
検索の候補
弄花抄
花弄
“弄花”のふりがなが多い著者
内村鑑三
長谷川時雨
徳田秋声
林芙美子
田中貢太郎