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弄花
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ろうか
ふりがな文庫
“
弄花
(
ろうか
)” の例文
彼女も、そうした社会の
女人
(
にょにん
)
ゆえ、早熟だった。彼女は遊びとしては、若手の人気ある俳優たちと
交際
(
まじわ
)
っていた。そして彼女がもっとも好んだものは
弄花
(
ろうか
)
——四季の花合せの争いであった。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
余も基督信徒となりしより芝居も寄席も競馬も
弄花
(
ろうか
)
もことごとく旧来の玩味を去り、独り事業ちょう念は
頻
(
しきり
)
に胸中に勃興してほとんど禁ずる
能
(
あた
)
わざるに至れり、或は
蘇
(
そ
)
のリビングストンを学び
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
そして彼女のはなはだしい道楽——彼女が
生甲斐
(
いきがい
)
あるものとして、生きいるうちは一日も止めることの出来ないように思っていた、芸人を集めて、かるた遊びをしたり、
弄花
(
ろうか
)
の
慰
(
なぐさ
)
みにふけることは
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“弄花”の意味
《名詞》
花を弄ぶこと。
花札で遊ぶこと。
(出典:Wiktionary)
弄
常用漢字
中学
部首:⼶
7画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“弄花”で始まる語句
弄花抄