“庭師”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にわし66.7%
ガードナー33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐘供養かねくようがすんで、庭師にわしやすさんたちが、またごんごろがねりあげると、そのした和太郎わたろうさんが牛車ぎゅうしゃをひきこんで、うまいぐあいに、牛車ぎゅうしゃうえにのせた。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
庭師にわしがそれを見ていましたが、そばに天使てんしが立っていたものですから、こわくって、あのむすめは幽霊ゆうれいだろうと思って、だまっていました。人をよぶ勇気ゆうきも、幽霊に話しかける勇気もなかったのです。
ジョーンの父は庭師ガードナーであった。近頃では彼の父のお顧客はロンドンの西郊の方にばかり殖えた。欧洲の何処の都会でもそうであるように、ロンドンでも東端は貧民街であった。
決闘場 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)