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床上
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しょうじょう
ふりがな文庫
“
床上
(
しょうじょう
)” の例文
和尚
(
わじょう
)
から旨をうけて、寺僧はすぐ山門のほうへ走って行った。やがて三平は、茶屋庭に平伏して、何事かと
床上
(
しょうじょう
)
の信玄を仰いだ。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
格闘中同人が
卓子
(
テエブル
)
と共に顛倒するや否や、首は俄然
喉
(
のど
)
の皮一枚を残して、鮮血と共に
床上
(
しょうじょう
)
に
転
(
まろ
)
び落ちたりと云う。
首が落ちた話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
通行の者が認め
直
(
ただ
)
ちに駈附けたるに同家の主人にして愛猟家たる近藤進(三〇)は全身に大火傷を
蒙
(
こうむ
)
りて書斎の
床上
(
しょうじょう
)
に打ちたおれ苦悶中なりしをもって即刻附近の医院に
舁
(
かつ
)
ぎこみて応急手当を
鼻に基く殺人
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
床上
(
しょうじょう
)
に横たわった杉窪の銅兵衛、胸の
繃帯
(
ほうたい
)
唐紅
(
からくれない
)
だ。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“床”で始まる語句
床
床几
床屋
床板
床下
床柱
床脇
床几場
床店
床間