“幾万年”の読み方と例文
読み方割合
いくまんねん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国境の山、赤く、黄に、みねたけを重ねてただれた奥に、白蓮びゃくれんの花、玉のたなそこほどに白くそびえたのは、四時しじに雪を頂いて幾万年いくまんねん白山はくさんぢや。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
それから、すでに幾万年いくまんねんかたちましたけれど、ほしはな小鳥ことりは、人々ひとびとからあいせられ、詩人しじんからうたわれています。
王さまの感心された話 (新字新仮名) / 小川未明(著)