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幽静
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いうせい
ふりがな文庫
“
幽静
(
いうせい
)” の例文
旧字:
幽靜
堂内はゴシツク式建築の大寺院の例に漏れず薄暗い中に
現世
(
げんせ
)
と
掛
(
かけ
)
離れた
幽静
(
いうせい
)
を感ぜしめ、幾つかの窓の
瑠璃
(
るり
)
の
地
(
ぢ
)
に五
色
(
しき
)
を
彩
(
いろど
)
つた色
硝子
(
ガラス
)
が天国を
覗
(
のぞ
)
く様に
気高
(
けだか
)
く美しい。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
薄い陰影で刷られた
露
(
あら
)
はで無い
明
(
あか
)
りが繁つたアカシヤの
樹
(
こ
)
蔭にでも居る様な
幽静
(
いうせい
)
の感を与へた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
幽
常用漢字
中学
部首:⼳
9画
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
“幽”で始まる語句
幽
幽邃
幽霊
幽閉
幽冥
幽界
幽靈
幽寂
幽婉
幽谷