“平伏(へたば)” の例文
弾は撃(う)ち人(て)以上に慌てて飛んでもない方角へ逸(そ)れて往つた。すると直ぐ後(うしろ)から江川がずどんと口火をきつた。猪は急所を撃たれてその儘平伏(へたば)つてしまつた。
乳母 こちのも其通(そのとほ)りに平伏(へたば)って、泣面(べそ)かいて、哭立(なきた)てゝぢゃ。立(た)たッしゃれ/\。男(をとこ)なら立(た)たッしゃりませ。姫(ひめ)の爲(ため)ぢゃ、ヂュリエットどのの爲(ため)ぢゃ、起(お)きさッしゃれ、立(た)たしませ。