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帰宅
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かへ
ふりがな文庫
“
帰宅
(
かへ
)” の例文
旧字:
歸宅
このままにお傍離れて
帰宅
(
かへ
)
つた上、もしその素性構はぬといはるるならば私とて、無理に離れる気も抜けやう。さうした時は夫へ不貞、あなたには、かねてよりの御気性。
移民学園
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
『
最早
(
もう
)
直
(
ぢ
)
き
奥様
(
おくさん
)
がお
帰宅
(
かへ
)
りになりませう。』と
房
(
ふさ
)
は驚いて
止
(
と
)
めるやうに言つた。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
幼
(
をさな
)
ごゝろにも二度と
帰宅
(
かへ
)
つてくれなくてもよい
父の帰宅
(新字旧仮名)
/
小寺菊子
(著)
二三杯ぐい/\飲んでホツと
嘆息
(
ためいき
)
をしたが、銀之助は
如何
(
どう
)
考
(
かん
)
がへて見ても
忌々
(
いま/\
)
しくつて
堪
(
たま
)
らない。
今日
(
けふ
)
は
平時
(
いつも
)
より遅く
故意
(
わざ
)
と七時過ぎに
帰宅
(
かへ
)
つて見たが
矢張
(
やはり
)
予想通り
妻
(
さい
)
の
元子
(
もとこ
)
は帰つて居ない。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
これから
帰宅
(
かへ
)
れば三時過ぎ、寒い思ひをしたところで、ようこそお帰りなされしと、喜ぶ顔を見るではなし。冷たい蒲団は、あなたの御勝手。巨燵を入れて待つほどの、お心善しにはなれませぬ。
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
“帰宅”の意味
《名詞》
帰 宅 (きたく)
自宅に帰ること。
《動詞》
帰 宅 する (きたくする)
自宅に帰る。
(出典:Wiktionary)
帰
常用漢字
小2
部首:⼱
10画
宅
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
“帰宅”で始まる語句
帰宅後