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帰命頂礼
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きみょうちょうらい
ふりがな文庫
“
帰命頂礼
(
きみょうちょうらい
)” の例文
旧字:
歸命頂禮
帰命頂礼
(
きみょうちょうらい
)
、
賽
(
さい
)
ころ明神の
兀天窓
(
はげあたま
)
、光る光る、と
追従
(
ついしょう
)
云うて、あか柄杓へまた一杯、煽るほどに飲むほどに、
櫓拍子
(
ろびょうし
)
が乱になって、船はぐらぐら大揺れ小揺れじゃ、こりゃならぬ、賽が
据
(
すわ
)
らぬ。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「神妙、神妙、一心に
帰命頂礼
(
きみょうちょうらい
)
すれば、
後生往生
(
ごしょうおうじょう
)
うたがいあるべからず」
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
帰命頂礼
(
きみょうちょうらい
)
熊野三所
(
くまのさんしょ
)
の
権現
(
ごんげん
)
、分けては
日吉山王
(
ひよしさんおう
)
、
王子
(
おうじ
)
の
眷属
(
けんぞく
)
、総じては
上
(
かみ
)
は
梵天帝釈
(
ぼんてんたいしゃく
)
、
下
(
しも
)
は
堅牢地神
(
けんろうじしん
)
、殊には
内海外海
(
ないかいげかい
)
竜神八部
(
りゅうじんはちぶ
)
、
応護
(
おうご
)
の
眦
(
まなじり
)
を垂れさせ給えと
唱
(
とな
)
えたから、その
跡
(
あと
)
へ並びに
西風大明神
(
にしかぜだいみょうじん
)
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
だがまアいいや、遅いにしても
帰命頂礼
(
きみょうちょうらい
)
——
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帰
常用漢字
小2
部首:⼱
10画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
頂
常用漢字
小6
部首:⾴
11画
礼
常用漢字
小3
部首:⽰
5画
“帰命頂”で始まる語句
帰命頂来