“帰命頂来”の読み方と例文
読み方割合
きみょうちょうらい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帰命頂来きみょうちょうらい! お米が盗んだとしますれば、私はその五百円が紛失したといいまする日に、耳を揃えて頂かされたのでございます。
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「……ふ、ふ、ふ。……あるぜ、あるぜ。朱革しゅがわ鎧櫃よろいびつが、ちゃんと、天井に吊ッてあら。帰命頂来きみょうちょうらい、鼻の先だよ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)