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差遣
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さけん
ふりがな文庫
“
差遣
(
さけん
)” の例文
孔生は朝廷から
差遣
(
さけん
)
せられて地方を巡察する
直指
(
ちょくし
)
に
忤
(
さかろ
)
うたがために官を
罷
(
や
)
めさせられたが、いろいろのことに妨げられてかえることができなかった。
嬌娜
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
葬儀は、
衣笠山
(
きぬがさやま
)
の等持院でいとなまれた。勅使の
差遣
(
さけん
)
、五山の僧列、
兵仗
(
へいじょう
)
の
堵列
(
とれつ
)
、すべて、儀式の
供華
(
くげ
)
や香煙のさかんだったことはいうまでもない。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
明治六年、
維納
(
ウィーン
)
府大展覧会の開場のとき、
拙者
(
せっしゃ
)
もその
差遣
(
さけん
)
せられた官員の一人でありました。当時〈(そのとき)〉目に触れ、耳に聴くところの利益は、
種々
(
しゅじゅ
)
様々でありました。
禾花媒助法之説
(新字新仮名)
/
津田仙
(著)
「だれを
差遣
(
さけん
)
するのか。」
織成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“差”で始まる語句
差支
差
差覗
差向
差出
差俯向
差別
差当
差配
差置