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島台
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しまだい
ふりがな文庫
“
島台
(
しまだい
)” の例文
旧字:
島臺
五丈ほどありまして、これは中へ入るのではなく、
島台
(
しまだい
)
が割れると、小人島の人形が出て踊るというような趣向でした。
江戸か東京か
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
島台
(
しまだい
)
、紅白の
縮緬
(
ちりめん
)
、
柳樽
(
やなぎだる
)
、座敷は彼女の祝い物で一杯だった。家族たちは、毎晩のように、
忙
(
せわ
)
しげに、夜を
更
(
ふ
)
かした。
下頭橋由来
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうしてその痕跡は必ずしも書物を探さずとも、正月の
喰積
(
くいつみ
)
や婚礼の
島台
(
しまだい
)
の上に、まだ
幽
(
かす
)
かに残っている。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ぎょっとして、それから二人こわごわ這い出し、襖をそっとあけてみると、祝い物の
島台
(
しまだい
)
に飾られてある伊勢
海老
(
えび
)
が、まだ生きていて、大きな
髭
(
ひげ
)
をゆるくうごかしていたのである。
花燭
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
島
常用漢字
小3
部首:⼭
10画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“島”で始まる語句
島
島田髷
島田
島嶼
島原
島々
島前
島後
島影
島人