“岩鼻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いわはな75.0%
いわばな25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そういえば、みずにちがいない。」と、みんなははじめておもいました。岩鼻いわはなからみずがわくことは、きわめてしぜんなことであったからであります。
大根とダイヤモンドの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
上州じょうしゅう岩鼻いわはなの代官をり殺した国定忠次くにさだちゅうじ一家の者は、赤城山あかぎやまへ立てこもって、八州の捕方とりかたを避けていたが、其処そこも防ぎきれなくなると、忠次をはじめ、十四五人の乾児こぶんは、ようやく一方の血路を、り開いて
入れ札 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
てんじると、あぶなげな岩鼻いわばなをおろした、まつがありました。おなまつながら、あるものは、安全あんぜん平地へいちをおろしているし、こうして、たえずおびやかされるものもある。
雲のわくころ (新字新仮名) / 小川未明(著)