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山媛
ふりがな文庫
“山媛”の読み方と例文
読み方
割合
やまひめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまひめ
(逆引き)
はじめ、私はこの一篇を、
山媛
(
やまひめ
)
、また山姫、いずれかにしようと思った。あえて奇を好む次第ではない。また強いて怪談がるつもりでもない。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
殊にこの若い女は、きらびやかな
頸珠
(
くびだま
)
や剣を飾っているだけに、余計人間離れのした、
山媛
(
やまひめ
)
のような気がするのであった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
帰ッて来ぬ
間
(
ま
)
にチョッピリこの男の小伝をと言う
可
(
べ
)
きところなれども、何者の子でどんな教育を
享
(
う
)
けどんな
境界
(
きょうがい
)
を渡ッて来た事か、過去ッた事は
山媛
(
やまひめ
)
の
霞
(
かすみ
)
に
籠
(
こも
)
ッておぼろおぼろ、トント判らぬ事
而已
(
のみ
)
。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
山媛(やまひめ)の例文をもっと
(4作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
媛
常用漢字
小4
部首:⼥
12画
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