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尚
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ナホ
ふりがな文庫
“
尚
(
ナホ
)” の例文
二人は、時々顔を見合せ、目くばせをしながら
尚
(
ナホ
)
、了解が出来ぬ、と言ふやうな表情を
交
(
カハ
)
しかはし、馬の後を走つて行く。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
骨の節々の挫けるやうな、
疼
(
ウヅ
)
きを覚えた。……そうして
尚
(
ナホ
)
、ぢつと、——ぢつとして居る。
射干玉
(
ヌバタマ
)
の闇。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
思ひがけない声を、
尚
(
ナホ
)
も出し続けようとする口を、押へようとすると、自身すらいとほしんで居た柔らかな唇は、どこかへ行つてしまつて、替りに、さゝやかな管のやうな
喙
(
クチバシ
)
が来てついて居る——。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
永久
(
トハ
)
にして
尚
(
ナホ
)
しはかなく、人は過ぎ行く
歌舞妓芝居後ありや
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“尚(尚(姓))”の解説
尚(しょう)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
尚
常用漢字
中学
部首:⼩
8画
“尚”を含む語句
和尚
高尚
尚更
好尚
尚々
大和尚
今尚
和尚様
兵部尚書
尚武
尚書
光尚
布袋和尚
沢庵和尚
尚古
洪川和尚
尚且
尚々書
尚少
尚質
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