さゝや)” の例文
さゝやかにかつおぼろに見ゆるにいたらむ、人この物を、目を明らかにし思ひを清うして、第三のチェーザレの手に視なば 八五—八七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あゝ人の血統ちすぢのたゞさゝやかなる尊貴たふとさよ、情の衰ふるところなる世に、汝人々をして汝に誇るにいたらしむとも 一—三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
迷ひなき天たありてさへ、われこのさゝやかなる尊さに誇りを感じたれば、迷ひ多き世の人のこれに誇るも異しむ足らず
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)