對症たいしやう)” の例文
自分じぶんいま腹痛ふくつうなやんでゐる。その腹痛ふくつううつたへいだいてると、豈計あにはからんや、その對症たいしやう療法れうはふとして、づかしい數學すうがく問題もんだいして、まあこれでもかんがへたらからうとはれたと一般いつぱんであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)