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射出
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うちだ
ふりがな文庫
“
射出
(
うちだ
)” の例文
「五貫目玉を、五十丁の先まで
射出
(
うちだ
)
して、的の黒星を打ち抜く火薬は、日本広しと
雖
(
いえ
)
ども、作り手はたった一人しか無い、それは——稲富——」
江戸の火術
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
水を飲みに行つたと噂をされた位、美事な彫物であつたが、之も歩兵が
射出
(
うちだ
)
した鉄砲の為に、焼かれてしまつた、其れから中堂、此の中堂は金が
費
(
かか
)
つて居た、欄干は総朱塗で、橋があつて之を天馬
橋
(
ばし
)
下谷練塀小路
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
こりゃ
此處
(
こゝ
)
に四十
兩
(
りゃう
)
ある、
予
(
わし
)
に
毒藥
(
どくやく
)
を一
匁
(
もんめ
)
ほど
賣
(
う
)
ってくりゃれ、
直
(
すぐ
)
に
血管
(
けっくわん
)
に
行渡
(
ゆきわた
)
って
世
(
よ
)
に
饜果
(
あきは
)
てた
飮主
(
のみぬし
)
を
立地
(
たちどころ
)
に
死
(
し
)
なすやうな、
又
(
また
)
、
射出
(
うちだ
)
された
焔硝
(
えんせう
)
が
怖
(
おそろ
)
しい
大砲
(
たいはう
)
の
胴中
(
どうなか
)
から
激
(
はげ
)
しう
急
(
きふ
)
に
走
(
はし
)
り
出
(
で
)
るやうに
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
“射出”の意味
《名詞》
弾丸や矢を発射すること。
水を噴出させること。
一つの点から放射状に出る、または出すこと。
(出典:Wiktionary)
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“射出”で始まる語句
射出口
射出器