トップ
>
密通
>
くッつ
ふりがな文庫
“
密通
(
くッつ
)” の例文
かめ「なにお前さん、どうも人に話も出来ませんけれども、言いましょうが、実はお前さん
処
(
とこ
)
のお作さんと多助と
密通
(
くッつ
)
いて居りますねえ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いや、
罰
(
ばち
)
は
覿面
(
てきめん
)
だ。境内へ
多時
(
しばらく
)
かかっていた、見世物師と
密通
(
くッつ
)
いて、有金を
攫
(
さら
)
って
遁
(
に
)
げたんです。しかも貴女、女房が
孕
(
はら
)
んでいたと云うじゃありませんか。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
此の手紙の文を読むと、娘が多助に惚れて手紙を送ったか知んねえが、多助が方では知んねえに違いねえというものは、未だ
密通
(
くッつ
)
いたとも色事をしたとも文面に証拠はねえのに
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
孝「締りをして置いたのに
何
(
ど
)
うして
開
(
あ
)
いたのだろう、おや庭下駄が並べてあるぞ、
誰
(
だれ
)
が来たな、
隣家
(
となり
)
の次男めがお國さんと様子が
訝
(
おか
)
しいから、ことによったら
密通
(
くッつ
)
いているのかも知れん」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“密通”の解説
密通(みっつう)とは、
現代日本語で、狭義の不倫を指す単語。
江戸時代において、婚姻関係にない全ての男女間の性的関係を指す単語。
当記事では江戸時代の密通について述べる。
(出典:Wikipedia)
密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“密”で始まる語句
密
密々
密夫
密着
密告
密偵
密林
密雲
密接
密々話