密夫まをとこ)” の例文
致すはこゝのこと林藏はよいとしことほかずき夫故大方然樣さやうな一けんでも御座りませうが主有者ぬしあるものに手を出すの密夫まをとこなどは致ませんが只々たゞ/\ぜに
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
と云ひければ忠兵衞はかしらをあげ長庵殿には取逆上とりのぼせしか貴殿の云ふ事少しも分からず申せば長庵聞て譯らぬとは麁言そごんなり貴樣こそ取逆上とりのぼせしとみえたり密夫まをとこたりと我口より云て居る此長庵を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)