“家普請”の読み方と例文
読み方割合
やぶしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家普請やぶしんを春のてすきにとり付いて」(野)の静かな低音の次に「かみのたよりにあがる米の値」(芭)は、どうしても高く強い。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
鳥どもは多く巣をその梢に托していると見えて、そちこちに嬉しそうに家普請やぶしんの歌の声が聞えるが、物にまぎれてその在処ありかがよくはわからなかった。