トップ
>
害
>
そこの
ふりがな文庫
“
害
(
そこの
)” の例文
人間も性悪しとてむやみに鞭撻を加へて教育すればますますその性を
害
(
そこの
)
ふて悪くするに相違なしと思ふ。
云々
(
うんぬん
)
。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
隻手を挙ぐれば隻手を失い、
一目
(
いちもく
)
を
揺
(
うご
)
かせば一目を
眇
(
びょう
)
す。手と目とを
害
(
そこの
)
うて、しかも第二者の
業
(
ごう
)
は依然として変らぬ。のみか時々に刻々に深くなる。手を
袖
(
そで
)
に、眼を閉ずるは恐るるのではない。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
下
若木
(
わかき
)
三寸で
螻
(
けら
)
蟻
(
あり
)
に
害
(
そこの
)
う
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“害”の解説
仏教用語での害(がい)(sa: vihiṃsā、ヴィヒンサー)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
害意。他者への思いやりの心が無い状態、すなわち、慈悲心無き心の状態をさす。大善地法の「不害 (アヒンサー)」の逆 。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
害
常用漢字
小4
部首:⼧
10画
“害”を含む語句
殺害
迫害
妨害
損害
生害
禍害
障害
要害
御生害
惨害
障害物
被害者
有害
害意
殺害者
殘害
水害
被害妄想
残害
自害
...