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宝前
ふりがな文庫
“宝前”の読み方と例文
旧字:
寶前
読み方
割合
ほうぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうぜん
(逆引き)
「……
普門品念彼偈
(
ふもんぼんねんぴげ
)
(観音経)の一句一句を、各〻が詠題に分け持って、巻をおさめたなら、尊氏が浄書のうえ、当寺の法楽観音の
宝前
(
ほうぜん
)
に
献
(
けん
)
じたてまつること。いかがであろうな」
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
敬白願書奉納鹿島大明神
宝前
(
ほうぜん
)
、右心ざしのおもむきは、それがし土子泥之助兵法の師諸岡一羽
亡霊
(
ぼうれい
)
は敵討ちの弟子あり、うんぬん……千に一つ負くるにおいては、生きて当社に帰参し
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
清子は、
大日如来
(
だいにちにょらい
)
の
御前
(
みまえ
)
に、長いこと
額
(
ぬか
)
ずき、また、地蔵菩薩の
宝前
(
ほうぜん
)
に、香や花をささげ、地蔵経一巻を声ひくく
誦
(
よ
)
んで、いつものように、杉木立の小道を、
館
(
やかた
)
の方へもどって来た。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宝前(ほうぜん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“宝前”の意味
《名詞》
神仏の面前。
(出典:Wiktionary)
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
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