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宗徒
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しゅうと
ふりがな文庫
“
宗徒
(
しゅうと
)” の例文
しかし迫害が烈しいだけに、「万事にかない給うおん
主
(
あるじ
)
」も、その頃は一層この国の
宗徒
(
しゅうと
)
に、あらたかな
御加護
(
おんかご
)
を加えられたらしい。
おぎん
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
領主のさとるところとなると、山から山を遊牧して、またどこかに聖教の村を作る——そういったふうな
宗徒
(
しゅうと
)
は今に至っても決して絶えていないのでありました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すなわち半蔵門外の
貝塚
(
かいづか
)
に鎮座ましましていたのですが、時代は徳川お三代の名君家光公のご時世であり、島原以来の
切支
(
きりし
)
丹
(
たん
)
宗徒
(
しゅうと
)
も、長いこと気にかかっていた
豊臣
(
とよとみ
)
の残党も
右門捕物帖:05 笛の秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
現にあのさん・じょあん・ばちすたさえ、一度などは
浦上
(
うらかみ
)
の
宗徒
(
しゅうと
)
みげる
弥兵衛
(
やへえ
)
の水車小屋に、姿を現したと伝えられている。
おぎん
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
じょあん
孫七
(
まごしち
)
を始め三人の
宗徒
(
しゅうと
)
は、村はずれの
刑場
(
けいじょう
)
へ引かれる途中も、恐れる
気色
(
けしき
)
は見えなかった。刑場はちょうど
墓原
(
はかはら
)
に隣った、石ころの多い空き地である。
おぎん
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“宗徒”の意味
《名詞》
ある宗教・宗派に属する信徒。
(出典:Wiktionary)
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
“宗”で始まる語句
宗
宗家
宗旨
宗教
宗匠
宗矩
宗像
宗良
宗祇
宗達