“宗達”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうたつ92.3%
そうだつ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗達そうたつが日本に出現しますには、日本に宗達風の絵画、すなわち光琳こうりんの画風があったのであります。光琳から宗達が生まれてきたのであります。
能書を語る (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
クリスマスの夜の空に明月を仰ぎ、雪の降る庭に紅梅の花を見、水仙の花の香をかぐ時には、何よりも先に宗達そうたつ光琳こうりんの筆致と色彩とを思起す。
西瓜 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
しかしそれらの雑草は和歌にもうたわれず、宗達そうだつ光琳こうりんの絵にも描かれなかった。独り江戸平民の文学なる俳諧と狂歌あって始めて雑草が文学の上に取扱われるようになった。