トップ
>
子刻過
>
こゝのつすぎ
ふりがな文庫
“
子刻過
(
こゝのつすぎ
)” の例文
成し馬は外に
繋
(
つな
)
いで有る樣子なり重四郎是を見て此者が
金飛脚
(
かねひきやく
)
にて今夜
子刻過
(
こゝのつすぎ
)
丑刻頃
(
やつごろ
)
には立つと云ふ
噺
(
はな
)
しなれば
曉
(
あけ
)
寅刻過
(
なゝつごろ
)
には鈴ヶ森へ懸るは必定なり
毒
(
どく
)
を
喰
(
くら
)
はゞ
皿迄
(
さらまで
)
と云ば今宵彼を
殺害
(
ころし
)
して金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
拒
(
こば
)
めば主人長門守爲にも
相成
(
あひなる
)
まじき段
屹度
(
きつと
)
申渡し
且
(
かつ
)
右
(
みぎ
)
掛
(
かゝり
)
の諸役人迄
殘
(
のこ
)
らず
迅速
(
すみやか
)
に出府致す樣に申渡すべし早々急げと云れしかば
畏
(
かしこ
)
まり候とて牧野小左衞門は吉原
宿
(
じゆく
)
役人に
早駕籠
(
はやかご
)
一
挺
(
ちやう
)
申渡し其夜の
子刻過
(
こゝのつすぎ
)
に吉原宿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“子刻”で始まる語句
子刻
子刻半
子刻頃