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姿態
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ようす
ふりがな文庫
“
姿態
(
ようす
)” の例文
どうかすると心にもない自分の
身
(
み
)
の
上
(
うえ
)
談
(
ばなし
)
がはずんで、男に
凭
(
もた
)
れかかるような
姿態
(
ようす
)
を見せたが、聴くだけはそれでも熱心に聴いている浜屋が
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
十六七の頃から、彼女は下女達と交つて、客の前へ出るやうになつたが、家の
養女
(
むすめ
)
だといふのと、小作りの可愛気のある
姿態
(
ようす
)
とで、大変客に可愛がられた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
私は黙ってお宮の言うのを聞きながら、
静
(
そっ
)
と其の
姿態
(
ようす
)
を見
戍
(
まも
)
って、成程段々聞いていれば、何うも賢い女だ。
標致
(
きりょう
)
だって、
他人
(
ひと
)
には何うだか、自分にはまず気に入った。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
何時か西洋の演劇雑誌で見たことのある、
西洋
(
あちら
)
の
女俳優
(
おんなやくしゃ
)
のような
頭髪
(
かみ
)
をしている、と思って私は
仰
(
あおむ
)
けに寝ながら顔だけ少し横にして、凝乎と
微笑
(
わら
)
い/\女の
姿態
(
ようす
)
に見惚れていた。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
“姿態”の意味
《名詞》
姿 態(したい)
ある動作をしたときの姿。
(出典:Wiktionary)
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“姿”で始まる語句
姿
姿勢
姿見
姿容
姿形
姿貌
姿見鏡
姿体
姿色
姿致