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ばけもの
ふりがな文庫
“
妖精
(
ばけもの
)” の例文
兵法
(
ひょうほう
)
に曰く柔よく剛を制すと、深川夫人が
物馴
(
ものな
)
れたる
扱
(
あつかい
)
に、
妖艶
(
ようえん
)
なる
妖精
(
ばけもの
)
は
火焔
(
かえん
)
を収め、静々と導かれて、
階下
(
した
)
なる談話室兼事務所に
行
(
ゆ
)
けり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
今では福太郎から天にも地にも懸け換えのないタッタ一人の女神様のように思われている女であった……だからその母親か姉さんのようになつかしい……又はスバラシイ
妖精
(
ばけもの
)
ではないかと思われるくらい
婀娜
(
あだ
)
っぽいお作の白々と
襟化粧
(
えりげしょう
)
を
斜坑
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
その向うに、こんな
夜更
(
よふけ
)
には、水の
妖精
(
ばけもの
)
が、
面
(
かお
)
を出して、人間界を
覗
(
のぞ
)
く
水目金
(
みずめがね
)
のような、薄黄色な灯が、ぼうとして、(
蕎麦
(
そば
)
アウウ……)——と呼ぶんです。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
時々、あの辺で今まで見た事の無い
婆様
(
ばあさん
)
に逢うものがございますが、何でも
安達
(
あだち
)
が原の一ツ
家
(
や
)
の
婆々
(
ばば
)
という、それはそれは凄い
人体
(
にんてい
)
だそうで、これは多分山猫の
妖精
(
ばけもの
)
だろうという
風説
(
うわさ
)
でな。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“妖精”の意味
《名詞》
妖精 (ようせい)
西洋の伝説や物語に登場する精霊。
(出典:Wiktionary)
“妖精”の解説
妖精(ようせい、en: fairy、faery、fr: fée)は、神話や伝説に登場する超自然的な存在、人間と神の中間的な存在の総称。人とも神とも違う性格と行動は、しばしば気まぐれと形容される。
(出典:Wikipedia)
妖
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
“妖精”で始まる語句
妖精達
妖精山
妖精界
妖精の国