トップ
>
妄動
>
まうどう
ふりがな文庫
“
妄動
(
まうどう
)” の例文
盲目
(
めくら
)
ではなく、眼は
開
(
あ
)
いて居ながら周囲と混融し、
或
(
あるひ
)
は反発し合つて
妄動
(
まうどう
)
して居る。未来派の絵はやがて僕の世界なのである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
猛烈な
鮮新
(
フレツシユ
)
な力の
妄動
(
まうどう
)
である。其れに対すると僕までが血を
湧
(
わか
)
し、肉が
引緊
(
ひきしま
)
る程に力強さを覚える。果して僕にも其れ
丈
(
だけ
)
の
活力
(
ヸタリテ
)
があるか、
何
(
ど
)
うか。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
不協音の芸術、混乱
妄動
(
まうどう
)
の芸術、僕が
刻下
(
こくか
)
の生活はより多く
此
(
この
)
末来派の思想に傾倒せざるを得ない。なぜなら僕の生活は分裂して居る。中心もない、調和は
固
(
もと
)
よりない、右往左往に
妄動
(
まうどう
)
を続けて居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“妄動”の意味
《名詞》
理非をわきまえずにむやみに行動すること。
(出典:Wiktionary)
妄
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
“妄”で始まる語句
妄
妄想
妄執
妄念
妄信
妄説
妄言
妄誕
妄語
妄漫