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奸譎
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かんきつ
ふりがな文庫
“
奸譎
(
かんきつ
)” の例文
また羞かしき事実が! われらの親は
餓鬼
(
がき
)
のごとく貪欲に、われらの友は
狐
(
きつね
)
のごとく
奸譎
(
かんきつ
)
に
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
怒
(
いかり
)
の中心より
画
(
えが
)
き去る円は飛ぶがごとくに
速
(
すみや
)
かに、恋の中心より振り
来
(
きた
)
る円周は
燄
(
ほのお
)
の
痕
(
あと
)
を
空裏
(
くうり
)
に焼く。あるものは道義の糸を引いて動き、あるものは
奸譎
(
かんきつ
)
の
圜
(
かん
)
をほのめかして
回
(
めぐ
)
る。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“奸譎”の意味
《名詞》
心がよこしまで虚偽が多いこと。
(出典:Wiktionary)
奸
漢検1級
部首:⼥
6画
譎
漢検1級
部首:⾔
19画
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