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奥様然
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おくさまぜん
ふりがな文庫
“
奥様然
(
おくさまぜん
)” の例文
西京
(
さいきやう
)
大坂
(
おほさか
)
の
芸妓
(
げいこ
)
も
参
(
まゐ
)
つて
居
(
を
)
りましたが、
皆
(
みな
)
丸髷
(
まるまげ
)
で
黒縮緬
(
くろちりめん
)
の
羽織
(
はおり
)
へ
一寸
(
ちよつと
)
黒紗
(
くろしや
)
の
切
(
き
)
れを
縫
(
ぬ
)
ひつけて
居
(
を
)
りまして、
其
(
そ
)
の
様子
(
やうす
)
は
奥様然
(
おくさまぜん
)
とした
拵
(
こし
)
らへで
牛車
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
主人が
跣足
(
はだし
)
になって働いているというのだから細君が
奥様然
(
おくさまぜん
)
と
済
(
すま
)
してはおられぬはずで、こういう家の
主人
(
あるじ
)
というものは、俗にいう
罰
(
ばち
)
も
利生
(
りしょう
)
もある人であるによって
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
奥
常用漢字
中学
部首:⼤
12画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“奥様”で始まる語句
奥様
奥様気質也