“奇怪(あや)” の例文
「奇怪(あや)しきこととてひたすらにおそれ惑うも愚かなり。よくその信(うけ)べきと信(うけ)べからざるとをわきまえて惑わざるをこそ、真に知の大なる人というべけれ」
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
海蛇丸(かいだまる)は前(さき)には子ープルス港(かう)にていと奇怪(あや)しき擧動(ふるまひ)をなし、其時(そのとき)、我(わ)が弦月丸(げんげつまる)よりは數分(すうふん)前(まへ)に港(みなと)を發(はつ)して、かくも迅速(じんそく)なる速力(そくりよく)を有(も)てるにも拘(かゝは)らず、今(いま)や却(かへつ)て我(わ)が船(ふね)の後(あと)を追(お)ふて來(く)るとは、之(これ)が單(たん)に