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太宰春台
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だざいしゅんだい
ふりがな文庫
“
太宰春台
(
だざいしゅんだい
)” の例文
「その原書はイタリーのものだそうだ、
太宰春台
(
だざいしゅんだい
)
の独語といったようなもの、つまり感想録の一種だろうと思う」
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
曾つて、内蔵助は、時の儒者、
太宰春台
(
だざいしゅんだい
)
の著書「
三王外記
(
さんのうげき
)
」の評判をきいて、大阪の
書肆
(
しょし
)
からとりよせてみた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そもそも江戸時代の支那文学がやや明かに
経学
(
けいがく
)
と詩文との研究を分つようになったのは、
荻生徂徠
(
おぎゅうそらい
)
の門より
太宰春台
(
だざいしゅんだい
)
、
服部南郭
(
はっとりなんかく
)
の二家を出してより後のことである。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
されば
太宰春台
(
だざいしゅんだい
)
が『
通鑑綱目
(
つがんこうもく
)
』全篇を通じて朱子の気に
叶
(
かの
)
うた人は一人もないといったごとく、第一儒者が道徳論の振り出しと定めた『春秋』や、『左伝』も、君父を
弑
(
しい
)
したとか、兄妹密通したの
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
遅塚麗水
(
ちづかれいすい
)
翁またかつてこのあたりに鄰を
卜
(
ぼく
)
せしことありと聞けり。
正徳
(
しょうとく
)
のむかし
太宰春台
(
だざいしゅんだい
)
の
伝通院
(
でんずういん
)
前に
帷
(
とばり
)
を下せしは人の知る処。
礫川
(
こいしかわ
)
の地古来より文人遊息の処たりといふべし。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
時の人、
太宰春台
(
だざいしゅんだい
)
は、その著「三王外記」のうちに、
這般
(
しゃはん
)
の事情を、こう書いている。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
宰
常用漢字
中学
部首:⼧
10画
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“太宰”で始まる語句
太宰府
太宰
太宰帥
太宰権帥
太宰員外帥
太宰大弐
太宰兵
太宰府天満宮
太宰帥大伴旅人
太宰少弐小野老朝臣