“天津風”の読み方と例文
読み方割合
あまつかぜ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
エエ、やり直(なお)しの魔独楽(まごま)は天津風(あまつかぜ)吹上(ふきあ)げまわし、村雨下(むらさめさ)がりとなって虹渡(にじわた)りの曲独楽(きょくごま)、首尾(しゅび)よくまわりましたらご喝采(かっさい)!
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
きみの許(とこ)は風呂敷にもしろ、よしんば中が空(から)だって、結びめを蝶々にしたろう。裸体(はだか)でそいつを引背負(ひっしょ)ったって、羽の生えた処は、天津風(あまつかぜ)雲の通路(かよいじ)じゃないか。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それじゃ仕方がないから大切(だいじ)に保護して置いてくれ。仇討ちは曽我(そが)の場合には十八年かゝっている。十八年の天津風(あまつかぜ)。今に知事になって切ってやるというのだった。
首切り問答 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)