“天河石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アマゾンストン66.7%
てんがせき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りんどうの花はきざまれた天河石アマゾンストンと、くだかれた天河石アマゾンストンで組み上がり、そのはなめらかな硅孔雀石クリソコラでできていました。
りんどうの花はツァリンとからだをげて、その天河石アマゾンストンの花のさかずきを下の方にけましたので、トパァスはツァラツァランとこぼれて下のすずらんの
けれどもそのとき空は天河石てんがせきからあやしい葡萄瑪瑙ぶどうめのういたかわりその天人の翔ける姿すがたをもう私は見ませんでした。
インドラの網 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
それは空気の中に何かしらそらぞらしい硝子ガラスの分子のようなものがうかんできたのでもわかりましたが第一だいいち東の九つの小さな青い星でかこまれたそらの泉水せんすいのようなものが大へん光が弱くなりそこの空は早くも鋼青こうせいから天河石てんがせきいたかわっていたことからじつにあきらかだったのです。
インドラの網 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)