“大鉈”の読み方と例文
読み方割合
おおなた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新平はもう寺を自分のものにしたようなつもりで、大鉈おおなた一打ひとうちこしにぶちんだだけで、うらやましがる若者どもを尻目しりめにかけながら山の寺へ出かけて行った。
鬼退治 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
大鉈おおなたふるって頃合いの木を伐り、四本の柱と四本の横木を用いて骨組を済すと、枝を籠目に編んで四方を囲い、白檜の皮をたくみに剥ぎ取って屋根を葺き、羽目を当て、床を張り
鹿の印象 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
あいふすまが向こうから開き、一人の大男が現われた。手に大鉈おおなたを持っている。刃先から鮮血が滴っている。その血の滴った床の上に一人の男が転がっている。胸をえぐられて死んでいるのだ。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)