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大賊
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たいぞく
ふりがな文庫
“
大賊
(
たいぞく
)” の例文
鼠小僧次郎太夫は、今年五月の上旬に
召捕
(
めしと
)
られて、八月の中旬に獄門になった、評判の高い
大賊
(
たいぞく
)
である。
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
娘は山賊に捕われた事を、
小児心
(
こどもごころ
)
にも知っていたけれども、
堅
(
かた
)
く
言付
(
いいつ
)
けられて帰ったから、その頃三ヶ国
横行
(
おうこう
)
の
大賊
(
たいぞく
)
が、つい私どもの
隣
(
となり
)
の
家
(
うち
)
へ入った時も、
何
(
なんに
)
も言わないで黙っていました。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その代り(再び笑う)——その代りわたしは一夜の内に、
稀代
(
きだい
)
の
大賊
(
たいぞく
)
になれるのです。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
賊
常用漢字
中学
部首:⾙
13画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫