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大群
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たいぐん
ふりがな文庫
“
大群
(
たいぐん
)” の例文
一
群
(
ぐん
)
の
蛾
(
が
)
が、
花
(
はな
)
びらを
振
(
ふ
)
りまいたように、
空
(
そら
)
を
飛
(
と
)
び
舞
(
ま
)
ったのです。つづいて
蛾
(
が
)
の
大群
(
たいぐん
)
が
大空
(
おおぞら
)
をかすめて、
先
(
さき
)
へ
飛
(
と
)
んでいった、
蛾
(
が
)
の
群
(
む
)
れのあとにつづきました。
北海の波にさらわれた蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
多数の爆弾を抱いて無人の成層圏機の
大群
(
たいぐん
)
を無電操縦で
敵国
(
てきこく
)
めがけて飛ばし、無人であるがゆえに、
勇猛果敢
(
ゆうもうかかん
)
(?)なる
自爆的
(
じばくてき
)
爆撃をやらせることも可能ではないかと思う。
成層圏飛行と私のメモ
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
魚の
大群
(
たいぐん
)
の寄せて来る時は海の色が変るという。それは昼間のことであろうが、月下にも同様であるかどうか、不幸にしてまだ見たことがないから、何とも断言は出来ない。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
津軽の海雲はろばろしいにしへや
大群
(
たいぐん
)
のアイヌここ渡りけむ
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
「あそこですよ。今、
鯛
(
たい
)
の
大群
(
たいぐん
)
が下りていった
海藻
(
かいそう
)
の林のすぐ右ですよ」
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
春山
(
はるやま
)
と山をうづむる
大群
(
たいぐん
)
の
苦力
(
クリー
)
さもあれや空は霞まず
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
見る見る
黝
(
くろ
)
き蝗の
大群
(
たいぐん
)
の空おほひ
来
(
く
)
る恐れを言ひぬ
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“大群”の意味
《名詞》
動物などの大きな群れ。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
“大群”で始まる語句
大群山
大群飛