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大澤
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たいたく
ふりがな文庫
“
大澤
(
たいたく
)” の例文
新字:
大沢
我は羅馬以北の景を看て、その
概
(
おほむ
)
ね皆陰鬱なるに驚きぬ。
大澤
(
たいたく
)
の畔の如くならず、テルラチナなる橄欖の林の
棕櫚
(
しゆろ
)
を交へたるが如くならず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
特
(
こと
)
に
朝日島
(
あさひじま
)
紀念塔
(
きねんたふ
)
設立
(
せつりつ
)
の
顛末
(
てんまつ
)
——あの
異樣
(
ゐやう
)
なる
自動冐險車
(
じどうぼうけんしや
)
が、
縱横無盡
(
じうわうむじん
)
に、
深山
(
しんざん
)
大澤
(
たいたく
)
の
間
(
あひだ
)
を
猛進
(
まうしん
)
したる
其時
(
そのとき
)
の
活劇
(
くわつげき
)
。
猛獸
(
まうじう
)
毒蛇
(
どくじや
)
との
大奮鬪
(
だいふんとう
)
。
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
の
片足
(
かたあし
)
の
危
(
あぶ
)
なかつた
事
(
こと
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
白晝
(
まひる
)
となりてより、我無聊は愈〻甚だしければ、又車を驅りてこゝを立ち、一の平原に入りぬ。緑草の鬱茂せるさまはポンチニイの
大澤
(
たいたく
)
に讓らず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
路は山の脊に出でゝ、裸なる巖には
些
(
すこし
)
許りなる
蔓草
(
つるくさ
)
纏ひ、灰色を帶びて緑なる
亞爾鮮
(
アルテミジア
)
の葉は朝風に香を途りぬ。空には星猶輝けり。脚下には白霧の遠く漂へるを見る。是れ
大澤
(
たいたく
)
の地なり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
澤
部首:⽔
16画
“大澤”で始まる語句
大澤行川