“大手道”の読み方と例文
読み方割合
おほてみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最(もつと)も路(みち)のない処(ところ)を辿(たど)るのではなかつた。背後(うしろ)に、尚(な)ほ覚果(さめは)てぬ暁(あかつき)の夢(ゆめ)が幻(まぼろし)に残(のこ)つたやうに、衝(つ)と聳(そび)へた天守(てんしゆ)の真表(まおもて)。差懸(さしかゝ)つたのは大手道(おほてみち)で、垂々下(だら/\お)りの右左(みぎひだり)は、半(なか)ば埋(うも)れた濠(ほり)である。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)