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大分限
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だいぶげん
ふりがな文庫
“
大分限
(
だいぶげん
)” の例文
近江屋
治兵衛
(
じへえ
)
は観音堂の屋根の見える限りでは、並ぶ者ないと言われる
大分限
(
だいぶげん
)
、女房お
豊
(
とよ
)
との間に生れた一人娘のお雛は
銭形平次捕物控:005 幽霊にされた女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
されば
外見
(
よそみ
)
には
大分限
(
だいぶげん
)
の
如
(
ごと
)
くなれど、
其實
(
そのじつ
)
清貧
(
せいひん
)
なることを
某
(
それがし
)
觀察仕
(
くわんさつつかまつ
)
りぬ。
此人
(
このひと
)
こそ
其身
(
そのみ
)
治
(
をさ
)
まりて
能
(
よく
)
家
(
いへ
)
の
治
(
をさ
)
まれるにこそ
候
(
さふら
)
はめ、
必
(
かなら
)
ず
治績
(
ちせき
)
を
擧
(
あ
)
げ
得
(
う
)
べくと
存
(
ぞん
)
じ
候
(
さふらふ
)
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
こりゃあ何かの間違えだ。いくら先様が
大分限
(
だいぶげん
)
でもみすみす
濡衣
(
ぬれぎぬ
)
を
被
(
き
)
せられて泣寝入り——じゃあない、突出されだ、その突出されをされるわきゃあない、とこうあっしは思いましたから——。
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「馬鹿だなア、まだ喰ひ氣に取つ
憑
(
つ
)
かれてやがる、——あれはお前駒込の
大分限
(
だいぶげん
)
で、大地主の
漆原
(
うるしばら
)
重三郎の召使だ」
銭形平次捕物控:197 罠に落ちた女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
まして平次の時代の江戸の
大分限
(
だいぶげん
)
、わけても現金を扱ふ商賣の俵屋が、戸締りに手ぬかりのある筈はありません。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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「驚いてはいけない。飯田町の上總屋、——神田から番町へかけても、並ぶ者がないと言はれた
大分限
(
だいぶげん
)
の上總屋には、氣の毒なことに一文の金もなかつたのだ」
銭形平次捕物控:110 十万両の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
三千兩といふ金を持つてゐるのは、なか/\の
大分限
(
だいぶげん
)
です。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「遠州屋は
大分限
(
だいぶげん
)
だが——店の者にしちや」
銭形平次捕物控:032 路地の足跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
限
常用漢字
小5
部首:⾩
9画
“大分限”で始まる語句
大分限者