壹岐いき)” の例文
新字:壱岐
瀬川壹岐いき、松倉町の大きい屋敷ですが、身分に耻ぢて屆出もしなかつたといふことで、平次も入つて見るわけにも行きませんが、手口にも狸囃子にも變りがなかつたことは
それで筑紫つくしの國をシラヒワケといい、とよの國をトヨヒワケといい、の國をタケヒムカヒトヨクジヒネワケといい、熊曾くまその國をタケヒワケといいます。次に壹岐いきの島をお生みになりました。
小河縫殿助ぬひのすけ、小河織部、久野四兵衞、小河專太夫、畝町には井上監物けんもつ、吉田壹岐いき、伊丹藏人くらんど、高橋忠左衞門、小河長五郎、金出口には野村右京、加藤圖書づしよ、村田出羽、毛利又右衞門、久野外記げき
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
ついては壹岐いき様から斯様かよう々々の伝言で、お手紙はれですからお届け申すと丁寧にしたためてって、ソレカラ封をせずに渡したすなわ大橋六助おおはしろくすけあてた手紙を本人に届けるめに、私が手紙を書添かきそえて
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
実を申せば壹岐いきよりも私の方がかえって罪が深いようだ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)