“基因(きゐん)” の例文
俊男の頭の中には今、自分が病身の爲に家庭に於ける種々(さま/″\)なる出來事を思出した。思出すと其(それ)が大概(たいがい)自分の病身といふに基因(きゐん)してゐる。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
其使用(そのしよう)の目的は鳥獸の皮を剥(は)ぎたる後に脂肪(しばう)を掻(か)き取(と)るが如き事に在るなり。石匕の把柄の部には木脂の附着(ふちやく)せし痕(あと)あるもの有り。是(これ)疑(うたが)ひも無く更に長き木製の把柄を添(そ)へたるに基因(きゐん)す。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)